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豊穣の海

本日、紀伊國屋サザンシアターで上演中の「豊穣の海」を

観劇してまいりました!

お目当てはもちろん、神野三鈴さまの勇姿を拝みに行く事でした!

さて!

舞台はじまっていきなりなジュアルショックが!!!

そう!

学生服着た東出くんの足が長すぎる件~~~!!!

ほわ~~~~!!!

189センチという恵まれた容姿、すらりとした舞台映えする体の半分が足!!

見惚れるとはまさにこのこと(たぶん口開けっぱなし)!!

ボクちゃんとかタンダの呑気なイメージ払拭!

観に行く前は

三島由紀夫の難解な原作にひるんでおりましたが

春の海をベースに、2部、3部、4部がうまく絡めてあり

ボクちゃんにハートをつかまれた事も功を奏して

安心して舞台に身を委ねられました(ホッ)

豊穣の海、とは、月面の海のことなんだそう。

砂埃の舞う月面の海、、

水はなけれども太陽の光に青く輝く盆地を豊穣の海と呼んだのですね

何か逆説的な意味を含んでいそうな意味深なタイトルです

主役はもちろんボクちゃんこと清顕なんですが、

枯れ専番長には、笈川ヨシ劇場でしたわい♪

見綺麗なヨシ、驚愕するヨシ、しょんぼりするヨシ、恥じ入るヨシ、

ぼろきれのように荒むヨシ、

360度いろんな側面からヨシさんを堪能する貴重な機会!

そして

三鈴さまの役は、ちょっと不良の香り漂う有閑婦人・久松慶子。

艶やかで蠱惑的魅力ムンムン!

おおらかで人情味にも溢れる慶子でもって、会場を魅了してくれました!

三鈴さんの女優感たっぷりなキラースマイルも出た~~♪

登場人物の中でいけ好かない奴が出てくるのですが、

観客の不満をけちらすかのようにビシィっと三鈴節が炸裂!

カタルシスを担う重要な役どころ、

まさにタイミングとセンスを問われる決め場面で

こちらの期待に抜群に応えてくれる、安定感の三鈴さま!

そうこなくっちゃ!

そして原作では 賛否両論分かれる結末、

難しい場面も 初音映莉子さん演じる聡子がとても自然に見えました。。

現実から飛躍するお芝居ならではの表現をたっぷり体感して

久々に心を揺さぶられ、余韻に胸が焦がれるようです

生きてる聖セバスチアンこと首藤康之さんの熱演も見応え充分!

初々しく純粋な役どころをキリリと演じた宮沢氷魚くんもこれからが楽しみです!

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透にマンテーニャが好き、と言わせる三島先生。

とんぼの本「三島由紀夫の愛した美術」に

マンテーニャの聖セバスチアンの図版や解説がこってり載っているので再読。

矢が体に刺さった痛々しい聖人の殉教シーンを描いたもの、これが先生の大のお気に入りだったそうで。刺さりすぎだろう!と突っ込みを入れたくなる絵ばかり。

つい三島先生の最期へと意識が結びついてしまいますが。。

生きている実感が感じにくい現代にこそ、三島文学の刺激が必要なのかもしれません。。。

当日券も出ていたようですので、ご興味ある方はぜひサザンシアターへ!